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沖縄旅行5日目(前半) 

1、チャーター船でマグロとカツオ釣り
深夜にホテルを出発。
お世話になるのは地元の漁師さん。

薄暗い中、出発です。
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沖に沈めてあるパヤオ(漁礁)まで釣りに行きます。水深は1000m。そこまで約2時間。
ものは考えようで、そこまでクルージングすると思えば2時間の移動も気になりませんし、船頭さんとおしゃべりしていたらすぐに着きますよ。

パヤオとは浮き漁礁のこと
漁礁とは
人工的に作った造形物を沈めると、小さな魚が隠れ家にして住み付きます。次は、それを食べようとする中型魚が集まり、更にそれを食べようとする大型魚が集まってきます。

これを中層に固定したものがパヤオ(海底からロープで固定)
中層に固定すると、魚が捕り易い。
多くは漁を目的とするパヤオですが、沖縄では釣り用に開放されているパヤオがいくつもあるそうです。(但し、許可を得た漁師さんだけが利用できる)

釣りをする場所の水深が1000mあると伺い、ビックリしました。水深1000mという怖さと、そんなところへ漁礁が沈めてある驚き。少し前、深海での撮影に成功したダイオウイカが話題になりましたが、そんなものが襲ってきたらどうしよう(^^;)映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」を思い出してしまいました。水深1000もありますからね・・・深海魚が浮上するとは思いませんが、巨大マグロ、巨大カジキ、クジラ、サメ・・・何が襲ってくるか分かりません。体当たりで船が真っ二つだけは勘弁してほしい。
船釣りは何度も経験していますが、水深1000mは初めて。怖さと楽しみが入り混じる船旅になりました。

今は自動操縦
GPSで自動操縦は知っていましたが、沖縄は米軍基地があるので電波が妨害されやすいそうです。この為、GPSだけに頼っていると、機能している時とそうでない時で航路が変化。蛇行運転になるみたい。これを避ける為、海に沈めてある「〇〇〇〇(名前を忘れました)」を電波でキャッチしながら進むそうです。

沖縄の漁師さんは、片道10時間以上かけて漁場まで行くこともあると伺い、こちらもビックリしました。眠たくなったらどうするのか尋ねると、自動操縦なので寝ているそうです。

昔、こんなことがありました。
船釣りしていたら、船の進行方向に2人乗りの小さな船がいました。
いつまでも進行方向が変わらず突き進むので、不安になって後ろを振り返ると船頭さんが後ろ向きで「おしっこ」しているではありませんか。私の大声で船頭さんが気付き、衝突を避けることができました。
相手の船は小さな船で、こちらは漁船。漁船がもの凄いスピードで迫ってくるのですから、相手の2人は恐怖だったと思いますし、急に舵きりしたものですから波が激しくぶつかっていました。まさに、危機一髪。私がのんびり横を向いていたら間違いなく衝突していたでしょう。

衝突を避けたので笑い話になりますが、船頭さんは「おしっこ」をしたまま操舵席に向かったと記憶しています(^^;)操舵席に向かう途中「おしっこ」が横に飛び散りながら・・・

そんな事を思い出したり、船頭さんと話をしていたらとんでもないことが!


巨大カジキマグロがヒットする
釣りをするポイントまで2時間ありますから、トローリングをしていました。船の両側から、一方は釣竿で、もう一方は船に備え付けてある大型リールを使い、ルアーを流していました。

トローリングとは
船を進ませながらルアーで釣る方法。

深夜にホテルを出発したこともあり、嫁さんと娘はウトウト。私は、ヒットするかもしれないトローリング仕掛けが気になって眠れません。

ボーっと両方の仕掛けを見ていたら・・・
大型リールに巻いてある糸が凄いスピードで出ていくではありませんか!

私は興奮して嫁さんと娘を叩き起こし、同時に大声で船頭さんへ知らせました。船頭さんは船を止め後部へ走ってきます。そして、大型リールを調整しながら「釣れている!」と。この言葉に、胸が躍りました。この太仕掛け(太い糸に大型リール)から糸が出ているのですから、魚は大きいはず。

釣竿にヒットしていれば私とカジキの勝負になるのですが、船のリールにヒットしたので後は船頭さんに任せます。私達は写真とビデオの担当。

始めは勢いよく出ていた糸も、少しずつ弱くなっていきます。そして時々リールを巻きながら、少しずつ少しずつ寄せてきます。およそ30分ほどで、その巨体が姿を現しました。
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暴れると針外れだけじゃなく、船に突き刺さるかもしれません。
パイレーツ・オブ・カリビアンみたいにダイオウイカで船が真っ二つ(映画はタコですが)じゃなく、カジキマグロのツノで船に大穴も勘弁してほしい。大昔、グァムでトローリングをした時に、巨大カジキマグロが釣れると右左に進み、最後は船に頭から突っ込んでくる時があるというお話を聞きました。それで豪華なクルーザーが数えきれないほど沈んでいるそうで。ちなみに、世界記録のカジキマグロはグアムであがっています(今は記録が更新されているかもしれませんが)。空港に同サイズのレプリカが飾ってあり、私はその前で写真を撮りました。

そんな危険を避ける為に、カジキの頭をロープで括り付けてからモリで頭を突き刺します。
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何度も突いて弱ってきたら、船の横から(大物が釣れた時に引っ張り上げられるよう、一部が外れるようになっている)私と船頭さんの二人で引っ張りあげます。カジキが少し動いただけで、海に引きずり込まれそうになるので大変でした。
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あがってきたのはこれだ!
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推定130kgのカジキマグロ。
この後、ツノを切り落とし、内臓とエラを取り除いて船底のイケスで氷漬けにしました。

100kgほどのカジキマグロは平均サイズのようですが、私達にとってはビッグサイズです。竿釣りで勝負したわけじゃないけど、釣れた喜びは言葉で表すことができません。それほど嬉しかった。

カジキマグロは、一度冷凍すると美味しくなると仰らていました。小さいものはダメだけど、大きいものは冷凍すると旨味が増すみたい。船頭さんの配慮で、宅急便で送れる重さだけを切り身にしたあと、冷凍して送ってもらうことにしました。
ツノは記念に持ちかえろうと思いましたが、途中まで肉が入っているため腐るようで・・・こちらも船頭さんの配慮で、後から送ってもらうことにしました。ツノに対して簡単に考えていたのですが、しっかり縛らないと少しずつツノの線維が弾けてきてボロボロになるそうです。あと、肉が入っているので、縛った後に3ヶ月間、土の中に埋めて生物に食べさせるそうです。そうすると、形が整ったまま綺麗に仕上がると。

「漁で使う網を縫ったり、魚から網を外す時に使うもの」と仰りながら持ってこられたのが、20cmほどに切って仕上げられたツノでした。持つところは糸で綺麗に装飾されてあり、ツノはまるで象牙のように綺麗でした。

3ヶ月後に届くかな。船頭さんが忘れていなければいいけど。

〇想定外のカジキマグロ
カジキマグロを狙う時は6ノット前後で船を進めるみたい。この時は16ノットほど出ていたようで、ヒットした時はサワラだと思われたそうです。本来の目的はパヤオですからね。早く到着する為にスピードも出しておられました。

〇紹介された船頭さん
実は、始めに予約しようとした船頭さんは、先約があり断られてしまいました。同時に、同じ条件とサービスで楽しませてくれる船頭さんがいるからと紹介されたのが、今回お世話になった船頭さん。

〇釣りは不思議
始めに予約しようとした船頭さんのところは、カジキ狙いで2日間のチャーターです。あちらは、1日目がヒットせず、2日目もヒットしないところ・・・私達の船にヒット。しかも、あちらはカジキ一本狙いで、こちらはカジキが狙えるような釣り方じゃないのに。釣りは本当に不思議。

2人の船頭さんは仲良しなので、常に無線で連絡を取っておられました。
こちらでカジキが釣れたことを伝えると、とても悔しがっておられたようです。

〇船頭さんの礼儀正しさに頭が下がる
なんと、私が始めに予約しようとした船頭さんが船を寄せてきて、帽子を取って頭を下げ「予約を受けられなかったことに対するお詫び」をして下さったのです。ご丁寧なお詫びの言葉もいただき、感極まりました。船の上でこんな気持ちになったのは初めて。

〇トイレに悩む
カジキが釣れたところで、トイレに。
小さなトイレはあるのですが、トイレに入るといきなり便器。こんな時、どうしますか?
普通、前向きにトイレへ入り、反対向いて座ります。この感覚で入ると、いきなり便器なので反転できません。脱いで入ればどうかと思いましたが、それでは丸見えになってから入らなければいけません。立ってすれば良いのかと思いましたが、便器が真下なので大変。でも、これしかないと思いズボンを下ろしかけたところで、波に揺られて扉が開き、表に飛び出してしまいました。もうちょっとで海に落ちそうでしたよ。これを見て娘と嫁さんは大爆笑。鍵はついているのですが、背中ピッタリに扉があるうえ反転できなければかけられません。

トイレを前に悩みましたよ。おしっこするだけで、こんなに悩んだの初めて。
答えは簡単でした。後ろ向きに入れば良いのです。後ろ向きに入って鍵をかけ、そのままズボンを下ろせば後は座るだけ。

この解決策を見ないまま、次は嫁さんがトイレに・・・
同じように悩んでいました(^^)そして、同じように波で扉が開いて大きな悲鳴。娘と私は大爆笑。


後日、届いたのがこれ
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カジキの他に、大量の冷凍もずくも入っていました。
お世話になった船頭さんに、お礼の電話をしたのは言うまでもありません。

さぁ、カジキと勝負した疲れも少しとれたところで、パヤオに向けて出発だ。

今は沖縄旅行記を書いていますが、このブログは作ったお料理のレシピがメインです。
終われば戻りますので、今は旅行記にお付き合い下さいませ。


沖縄旅行5日目(前半)おしまい。後半へ続く。 

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